アリスフィルムコレクション第3弾『スカートギャング』完成披露鑑賞会が18日、東京・秋葉原パセラAKIBAマルチエンターテイメント8Fのグレースバリで行われ、仮面女子の立花あんな、神谷えりな、北村真姫、窪田美沙、川村虹花、月野もあ、桜のどか、仮面女子候補生の片寄菜々、名物マネージャーで俳優の松木威人、清水匡監督が出席した。
『鬼魔愚零アンダーグラウンド』、『雨ふって、大地うるおう』に続く、仮面女子映画シリーズ第3弾がついに完成。立花、神谷、北村、窪田、川村が女子高生役を演じ、モルジブ旅行のためにコンビニ強盗を企てるストーリーだ。
キャストは劇中の衣装で登場し、元仮面女子:アリス十番メンバーでマネージャーの月村麗華がMCを務め、イベントは進行。アサミ役の立花が「今回は万引き…」と言い間違える天然ぶりを発揮し、のっけから会場が沸く。
気を取り直して、立花は「女子高生とコンビニ強盗ってなかなか結びつかないと思うんですけど、どう結びついていくのか一人一人の心情の変化が凄く面白く描かれていくので、ぜひ皆さん最後まで期待して観ていただけたら」と、作品を紹介。
女生徒役の月野は、「『アルプス一万尺』が予告編でも流れていたと思うんですけど、あれ実は29番まであるんですよ。それを片寄菜々ちゃんと一緒に全部覚えまして。それがバックで流れるのが、今回の映画の雰囲気を作り出しているキーとなっていると思いますので、そこにも注目してください」と、見どころを語った。
コンビニの店長・相馬役の松木は「今回は2シーンしかないから、皆さん絶対見逃さないでください!」とユニークに挨拶し、女性教師・深山役ののどかは、「最初台本をいただいたときは、『ちょっと待って。メンバーの先生? どうしよう?』と思ったんですけど」と戸惑いもあったようだが、「多分新米教師で初の担任なのかなと思いまして。私なりに先生をやるならこんな感じなんだろうなって思って、やらせていただきました」と、役作りしたという。
同作にちなんで、「大金を手に入れたらやりたいことは?」と聞いてみたところ、アキエ役の北村は、「誰もが無料で入れるサッカーグラウンドを作りたい」と、サッカー好きらしくコメント。
ユーコ役の窪田は「水族館を1つ買って、水槽全部にサメを入れたい」と切望し、ナツ役の川村が「モルジブについて調べたんですけど、いまの季節にぴったり。仮面女子メンバーみんなでホテルとか貸し切って、女子会とかしたい」と、現実でもモルジブ旅行の青写真を描くと、仮面女子メンバーも「行きたい!」と呼応した。
ハルナ役の神谷は「マンションを買いたい」、女生徒役の片寄は「茨城から通ってるので、秋葉原に家が欲しい」と、それぞれ現実的にコメント。のどかは「馬に名前をつけたい」と、競馬好きな部分をアピールしたが、「真面目な話をすると、殺処分になりそうな動物たちを保護したい」と神妙に語ると、観客から拍手を受ける。立花は「私はディズニーランドを貸し切りにしたいです!」とディズニー好きらしいコメントを残した。
また、コンビニ強盗にちなんで、過去の悪行について質問されると、立花は「授業中、先生が見ていないときに手紙を交換してました」、窪田は「授業中にニンテンドーDSの『マリオカート』を通信して、遊んでました。先生に見つかってしまったんですけど、『新しい筆箱なんです』って言ったら、免れたんです!」と、それぞれ学生時代のソフトな悪さを告白。
だが、のどかが「私の姉の部屋が汚すぎて、姉の部屋におもちゃの虫を仕込みました。『虫が出た!』って騒いでる姉に『のどかが掃除してあげるから千円ちょうだい』って言って、千円もらいました」とぶっちゃけると、リアルな悪行に他のメンバーもドン引きしていた。
なお、イベントではアリスフィルムコレクション第4弾『フラクタルBlue』の公開も発表。立花が主演を務め、佐野和真、でんでんら大物俳優と共演することが明らかになった。