仮面女子:スチームガールズの水沢まいの生誕祭が14日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた。
5月2日に25歳の誕生日を迎えた水沢を祝福するため、多数のちーむmai(水沢のファン)が来場。生誕祭が開催された2部公演のトリ前の仮面女子:アリス十番のステージにも水沢は飛び入りし、「ジャンピン☆ベイベー」をパフォーマンスした。お金持ちキャラの水沢を体現するように、お手製のお札が舞い、観客を喜ばせる。
いよいよトリにスチガが登場すると、場内は水沢の担当カラーである紫一色に。「HIGH and LOW」でスタートし、紫の風船やお手製のお札が何度も舞い、ゴージャスな雰囲気に会場が沸いた。
セレモニーでは、プードルがデコレーションされた豪華なバースデーケーキが運び込まれ、映画の撮影で休演中のスチガのセンター・黒瀬サラのビデオメッセージが流れる。黒瀬が「まいぷぅはいつもサラに凄く愛情をくれて、サラはまいぷぅのことが本当に大好きです」とメッセージを送ると、水沢も感激していた。
メンバーを代表して、小島夕佳が「私はまいぷぅがアリス十番で活躍する未来が見えます。その日は近いと思います。同じユニットじゃなくなると思うと、凄く寂しいです」と手紙を読むと、水沢が「まだ十番に昇格決まったわけじゃ…」と突っ込み、観客も爆笑! 小島が手紙を読み終えると、スチガメンバー全員で抱き合った。
仮面女子のメンバーもステージに上がり、水沢がピンク仮面を被って、「全開☆ヒーロー」へ。ラストは「Wohhhh!!!!☆」で水沢がボート航海し、感動のフィナーレとなった。
最後には、水沢自身も挨拶。「私はスチームガールズのセンターになりたいです」と新たな目標を掲げると、観客も拍手を送る。続けて、「ずっと見てきたスチームガールズのセンターは黒瀬サラちゃんだったので、凄いステキなんですけど、自分との闘いというか、いまのスチームガールズを盛り上げる気持ちでセンターになりたい。私は取り柄がパフォーマンスしかないんですけど、私がスチガのセンターとして引っ張って、アリス十番に対抗できるようなユニットにしたい」と、力強く宣言した。
また、先輩ユニットの仮面女子:アリス十番に感銘を受けた出来事として、今年の1月11日、タワーレコード川崎店、クラブチッタでライブを行ったことを挙げ、「川村虹花ちゃんが成人式だったので、私が十番さんと出たんですけど、少ない人数やけど、みんなが全身全霊でパフォーマンスすれば、ファンの人に熱が届く。そして、ファンの人からも返ってくるという最高のライブを経験して、自分はいままで見栄えばかり気にしていたなって衝撃を受けた。アリス十番さんから学んだことを生かして、これから仮面女子を引っ張っていけるようなパフォーマンスをしたい」と、涙ぐみながら語った。
なお、「25歳になったら人気が出ると占いの先生から言われたの!」とのことなので、今後の水沢に注目だ。
終演後、水沢は「めっちゃ楽しくて、幸せな時間でした。去年はお父さんがステージに上がったんですけど、きょうは客席から観てました」と生誕祭の感想を。
水沢といえばお金持ちキャラだが、「周りのメンバーと金銭感覚のズレは感じる?」と聞いてみたところ、「アリスプロジェクトでは常にあります。きょうも300円ぐらいの冷製コーンスープを飲んでたら、(桜)のどかさんが『何それ? 高っ!』って。スープ1杯300円とか安いやん(笑)」と返答。これには他のスチガメンバーからも「いや、高いよ!」、「300円あったら牛丼食べる」、「もっとお腹に溜まるもの買う」と声が上がる。
水沢との差を感じた具体的な出来事として、小島は「まいぷぅは毎日タクシーに乗ってます」、神谷えりなは「まいぷぅはスーパーの袋いっぱいにたくさんの食料を買ってくるんですよ。一日で2000円弱? こっちは500円でカツカツなのに」、坂本舞菜は「MCで『秋葉原駅にこういうの置いてあったよね』と言っても、一人だけ伝わらないんですよ。『満員電車やばかったよね』と言っても、『そうなん?』みたいな感じで」と明かしていた。
[セットリスト]
仮面女子:スチームガールズ
1.HIGH and LOW
2.COSMIC LOVE
3.どんくさい?Don’t Cry!!
4.Fate
5.青春宝石
6.アリスの檻
7.雷・アドベンチャー
8.全開☆ヒーロー
9.Wohhhh!!!!☆