漫画雑誌『週刊モーニング』(講談社)で連載中の人気野球漫画『グラゼニ』(原作:森高夕次、漫画:アダチケイジ)の連載5周年を記念したPRガールズユニット・グラゼニ女子が7日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで『グラゼニ~東京ドーム編~』<6巻>発売記念一日書店員&サイン本手渡し&握手会を行った。
メンバーは『ミスFLASH2015』で、グラビアアイドルとして活躍中の為近あんな(23)をはじめ、『レースクイーン・オブ・ザ・イヤー2014-15』の早瀬あや(22)、現役女子プロレスラーの日里麻美(30)、文化放送のディレクター・若菜奈津美(25)、神宮球場で8年間ビールの売り子をやっている吉田優織(さおり、25)、主婦の豊島わかな(29)と、個性的なメンバーがズラリ。さらに芹玲那(24)、羽渚(うなぎ)さやか(26)、望月茉莉(24)、末次まりの(24)を加えた10人で今年2月17日に結成された。
この日は彼女たちがファンに向けてサイン会&握手会を行い、さらにはチェキまで撮れるイベントを開催。メンバーは作中でお馴染みの文京モップスユニフォームに加え、書泉ブックタワーのエプロン姿で一日書店員を務める。
まず、『グラゼニ~東京ドーム編~』<6巻>の見どころについて、為近が「手術から帰ってきた凡田夏之介投手が宮崎キャンプに行って、後半戦投げるというところ」と説明。続けて、『グラゼニ』の魅力を「他の野球漫画の“ザ・青春”みたいな感じじゃなくて、裏側のドロドロした部分とか、ケガがあったり、ガチのプロ野球選手の状態が見れる漫画です」とPRした。
為近といえば、東京ヤクルトスワローズの西田明央捕手にラブコールを送り続けているが、「まったく1ミリも進展なしです。ツイッターでいろんな選手をフォローしたりしたんですけど、誰からも返ってこないです。球場に行っても、お客さんから声は掛けられないし、もちろん選手からもないです」と、浮いた話はなし。
為近はヤクルトの大ファンで、神宮球場のシーズンシートを購入しているほどだが、「私の席は投手が投球練習してる目の前なんですけど、手を振っても目も合わないです」とこぼすと、よく為近と一緒に野球観戦する末次が、「小川(泰弘)投手が投球練習してるときに為近と2人で座ってて、『目が合った!』って言ってたんですけど、もちろん無視でした」と乗っかる。
今季のヤクルトについて、為近は「巨人はこないだ3タテしたし、勝てるんですよ。だけど、なぜかDeNAには負けるので(※2016年5月7日現在、4勝4敗の五分)、2014年を思わせる展開があった」と、横浜DeNAベイスターズに8勝16敗で大きく負け越した一昨年のシーズンを思い返し、不安をのぞかせたが、「去年もこの時期そんなによくなくて、そこから優勝したので。畠山(和洋)選手も戻って来るし、バレンティン選手もいま凄い打ってますし、イケるんじゃないかな。山田(哲人)選手もいまホームラン数はトップ(11本)なので、この調子でどんどん打ってほしい」と、ヤクルトのV2を願っていた。
4月23日、24日にナゴヤドームで開催された『春の竜陣祭』では、グラゼニ女子が始球式、トークショー、ラジオ実況、ボールガールを務めたが、望月は「応援していた中日の又吉(克樹)投手をたまたま応援できることになって、興奮しすぎちゃって(笑)。幸せでした」と、恍惚の表情に。
若菜は「こうやって10人で集まって、全員で活動することが記者会見以来で、本当に久しぶり。サイン会も初めてなので、きょう来てくれた方によかったと思っていただけるようなイベントになればいいなと思っています」と、今回のイベントの意気込みを語った。
また、『グラゼニ』はタイトルからもわかるように、プロ野球の「お金」をテーマとした作品。5本目のイメージDVDのリリースを控える為近は、「DVDを出す度に『ギャラが上がっていくよ』と言われたのに、2本目以降上がらないんですよ。でも、グラビアの仕事で一番ギャラがいいのはDVDです。『前回amazonランキング1位だったから次はギャラ上げますね』とか交渉をしてるらしいですけど、事務所が取っちゃってるのかな…」と、グラビアアイドルのギャラ事情をぶっちゃけていた。