仮面女子:アーマーガールズの黒木ひなこの生誕祭が24日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた。
昨年11月23日、さいたまスーパーアリーナで開催された仮面女子のワンマンライブ以来、10ヶ月ぶりのステージとなった黒木だったが、この日は復帰を待ち望んでいたファンが多数来場。8月17日に20歳の誕生日を迎えた黒木にとって、少し遅めの祝福の場だったが、久しぶりにアマガも6人全員が揃い、生誕祭は大盛況となった。
ライブは「鋼鉄少女」から始まり、ラストの「ココロイド」まで全8曲を披露。黒木は今後について、ライブ活動を行うかどうか明言はしなかったが、最後の挨拶で「帰ってくる場所があるのはいいなって思いました」と、メンバー、ファンに感謝のメッセージを送った。
黒木は横浜出身で、地元のプロ野球チーム・横浜DeNAベイスターズの大ファンで知られているが、ともに横浜出身で、ベイスターズファンであるインパルス・堤下敦も会場に駆けつけるサプライズも! 終演後、生誕祭の感想や、球団初のCS進出を決め、盛り上がっているベイスターズのことについて、聞いてみた。
――去年のさいたまスーパーアリーナ以来、10ヶ月ぶりのステージでしたが、生誕祭を振り返って、いかがでしたか?
「もう幸せだなって気分で満ちてます。初めて私のことを見る方もけっこういて。私たちってけっこうファンの方と近くにいて、顔見知りだったりするんですけど、期間が空くと見たことない方がたくさんいて、仮面女子も成長したんだなというのと同時に、自分を受け入れてもらえるのかなって。私がいないアーマーガールズをアーマーガールズだと思ってるわけじゃないですか? それがちょっと不安だったんですけど、ライブ終わって握手会のときに『アマガいいね』って言ってもらえて、ライブ中も盛り上げてくれて、受け入れてもらえてるって凄く嬉しかったです」
――お休みしていた10ヶ月間はどういう風に過ごされていましたか?
「普通の生活をしてました。高校生のときはずっとライブに専念していたので、友達と富士急ハイランドに行ったりとか、ディズニーシーに行ってお酒を飲んだりとか、普通の女の子でした」
――北海道に旅行したことをツイートしたりしてましたね。
「あ、おばあちゃん家に行ったんです。運転免許も取ったので、車を運転して行きました」
――ブログやツイッターでも、ファンの方から「待ってるよ」という声が多かったと思いますが。
「嬉しいですね。自分のことを待っててくれる人がいるって、凄い幸せなことだなって。普通の生活してたらこういう出会いとかもなかったし、本当に幸せ者だなと思います」
――久しぶりにファンの方々と触れ合ってみた感想は?
「私自身、久々感が全然なかったです。ファンの方の名前とか忘れちゃってるかなとか思ったんですけど、顔を見たら『ああ~!』ってなって。はじめましての方とかもフレンドリーで白々しくなくて、ホームという感じでした」
――気になるのが今後のことですが、またライブを行う予定は?
「いまのところはまだ何も決まってないんですけど、これを機に頑張っていけたらと思います」
――さあ、ここからはなかなかお話を聞く機会もなかったので、ベイスターズのことについて聞きたいと思います。ついに球団初のCS進出を決めましたね!
「はい! もう待ち望んでましたよね、みんな。CSの制度が始まって以来、行ったことがなかったので。優勝はできなかったですけど、まだまだ望みがあると思いますね」
――ラミレス監督がベイスターズの選手時代、ひなこさんは横浜スタジアムで売り子さんをやってたわけですが、監督になって帰って来て、ここまでやると思ってましたか?
「中畑(清)監督を引き継いでいる感があるので。違うものに変えたわけじゃなくて、受け継いでという形がいいなって思います」
――今年は試合は観に行きましたか?
「行けてないんです。テレビ中継やニコ生で観てます」
――開幕前に発売された『ベースボールサミット』(カンゼン)で、ひなこさんは今年のベイスターズの開幕スタメンを予想されていましたが、「3番サード・ロマック」って書いてあって、いま見ると凄い悲しくなってくるんですよね…。
「期待してましたね~(笑)」
――めったに選手を悪く言わないラミレス監督が「ロマックは我慢の限界にきている」って言ってましたからね(笑)。
「みんなが期待しすぎちゃったのかな…。でも、頑張ってほしいなって思いますね」
――2016年のMVPを選ぶとしたら誰でしょう?
「やっぱり筒香(嘉智)さんですね。ホームラン王と打点王もほぼ確実なので」
――注目している選手とかいます?
「関根(大気)選手とか凄い頼もしくなったなって。ちょっと上から目線な感じで申し訳ないんですけど(笑)、年々腕を磨いてるなって思うので、これからも期待しています」