仮面女子の桜のどか、川村虹花が30日、都内で行われた東日本大震災・熊本地震復興支援アイドルライブ『WANGAN MUSIC CARNIVAL～ぶっちぎりの絆～』開催発表記者会見にロックバンドのTCR 横浜銀蝿 RSR、アイドルユニット・ATHENAのhiyoriらとともに出席した。
80年代にツッパリソングで一世を風靡した横浜銀蝿が、7月30日(土)、東京・豊洲PITで開催される震災の復興イベント『WANGAN MUSIC CARNIVAL』で、仮面女子ら多数のアイドルと奇跡のコラボ！ 会見では、仮面女子と対面した横浜銀蝿の翔、嵐ヨシユキ、TAKUが「孫のようだ」とこぼすなど、和やかムードが漂った。
アイドルとの共演はかなり久しぶりとのことで、嵐が「(TBS系で放送していた)『ザ・ベストテン』の頃ですからね。当時、中森明菜、松田聖子がいましたけど、いまもうみんなババアですからね(笑)」と言い放つと、報道陣も爆笑！ 続けて、「昔のアイドルはいまもう使い物にならないですからね。この子たちのほうが全然かわいいよね」と、仮面女子の2人に目を向けて微笑んだ。
仮面女子リーダーののどかが、「父と母に言ったら、大興奮してました。カラオケとかでも父が歌ってたりしたので、凄く感動して。私たちは50代のファンの方とか多いんですけど、『絶対行く！』って大興奮でしたので。当日どういう熱になるのか凄い楽しみです」と、横浜銀蝿との共演についてコメントすると、嵐は「ねえ、お母さんいくつ？」と質問。のどかが「55ぐらいです」と答えると、嵐は「若いね。よろしく言っといて！ 俺61だよ。ターゲットだよ！ 全然平気だよ！」と、なんとのどかの母親に照準を絞る行動に。
横浜出身の川村は、地元の大先輩との対面に、「本当に嬉しい限りですよ。地元もめっちゃヒットしてるんですよ。横浜内でも近い所です」と、感激していた。
また、嵐は「僕は個人的にライオンズクラブから義援金を送ったりしてるんですよ。でも、まだ復興しきれてないじゃないですか。5年経っても。大変だと思うけど、ぜひ頑張ってほしいと思います」と、自身の東北への復興支援活動について明かし、一昨日は長崎へ行ってきたといい、「熊本のほうは(地震の後に)雨で凄いやられてたみたいで、かわいそうですよね。東北やられて、九州やられて、いつ関東来るのかなってビクビクしてます」と、浮かない表情に。
のどかも「私は関西出身で、阪神・淡路大震災を経験しています。いまでもちょっとした揺れでも凄く怖いので、大きな震災に遭われてた方は、いまも凄く怖い思いがトラウマで残ってるかと思います」と震災の恐怖を語り、「でも、周りを見れば頑張ってる方がいると思うので、私たちも音楽を通して、パワーを届けたいと思っています」と、同イベントの成功を誓った。
その他、会見には『WANGAN MUSIC CARNIVAL』実行委員長の高須基仁氏、総合プロデューサーの小倉清氏、故・団鬼六夫人の黒岩安紀子、元スノーボード選手でトリノ五輪日本代表の成田童夢、ロンドンで路上ライブを行っているヨーコハレルヤらが出席。
『WANGAN MUSIC CARNIVAL』は横浜銀蝿をはじめ、仮面女子、ATHENAら20組以上のアイドルが出演する。開場は正午、開演は午後1時。チケットは前売りで3000円、当日で4000円(※ともに＋1ドリンク500円)。
前列左からhiyori、TAKU、嵐、翔、のどか、川村、後列左から黒岩、ヨーコ、成田
