ボーカロイドで人気に火がつき、ミリオンヒットを記録した卒業ソングの定番曲「桜ノ雨」を題材とした映画『桜ノ雨』のポスターと映画ver.ミュージックビデオが完成した。
MVは同映画の主題歌で、halyosyが作詞・作曲した「桜ノ雨」が流れる中、未公開映像やメイキング映像が満載。主人公は第14代リハウスガールで、『JR SKISKI』のCMに出演中、映画『暗殺教室~卒業編~』、『殿、利息でござる!』の公開を控える山本舞香が演じている。
主人公が思いを寄せる合唱部部長役には、NHK連続テレビ小説『マッサン』などに出演し、ブレイク中の浅香航大。その他、『魔女の宅急便』の広田亮平や、モデルやグラビアアイドル、女優として幅広く活躍中の久松郁実ら新世代キャストが集結した。
制作は昨夏の大ヒット作『バケモノの子』を手掛けたデジタル・フロンティア、脚本は『ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ』などジュブナイル作品を多く執筆している小林弘利、そして、女子高生の集団妊娠を題材にしたデビュー作『リュウグウノツカイ』で注目を集めたウエダアツシを監督に据え、『桜ノ雨』が“感動の映像作品”として生まれ変わる!
『桜ノ雨』は、2016年3月5日(土)全国ロードショー。
【山本舞香コメント】
「自分が主演だから、というのではなく、本当に私はこの映画の歌とストーリーが大好きなんです。観てくださる方一人ひとりが、この作品、この歌を通じて色々なことを感じられる内容になっているんじゃないかなって思います。そして、今、中高生の方はこの映画を観て、『桜ノ雨』を卒業式で歌いたい!と思ってもらえたら、私にとってはそれが一番嬉しいです」
【ストーリー】
小さな町の海辺にある、決して強豪校とは言えない音浜高校の合唱部。内気で何の取り柄もない高校2年の未来(みく)は、歌うこと、そして部長のハル先輩が大好きだけれど、この気持ちを“恋”と呼ぶかはまだ分からない。そんなある日、鬼顧問・芽依子先生の退職が決まり、先生最後の合唱コンクールで金賞を目指すことに。ハルが作った合唱曲「桜ノ雨」を歌いたいと思っていた部員たちは、芽依子が用意した高度な曲のハードな練習を前にバラバラになっていってしまう…。
同じ頃、未来は親友の友梨からハルへの想いを打ち明けられ、そのハルも自身の将来に向けてある決意を抱いていた。早すぎる周囲の変化に、どこか取り残されてしまったような不安でいっぱいになる未来。練習を積み重ね、何とか形にはなった歌唱曲だが、部員たちが自信を持って歌える仕上がりには程遠い状態のままコンクールの日が迫る。しかし、未来の「大好きなみんなと、大好きな曲を歌いたい!」というひたむきな想いが、少しずつ部員たちの心を動かし、ついに合唱部に大きな決断の時がやって来る――。
【出演】山本舞香 浅香航大 広田亮平 久松郁実 三浦透子 井上由貴 中村大樹 きそひろこ 田畑智子 奥貫薫
【監督】ウエダアツシ
【原作・原案】halyosy
【製作総指揮】吉田尚剛
【脚本】小林弘利
【製作】『桜ノ雨』製作委員会
【制作プロダクション】デジタル・フロンティア
【企画・配給】AMGエンタテインメント