仮面女子昇格の片寄菜々「みんなと一緒にステキな景色を観たい」

OZのブリキ担当・片寄菜々の生誕祭が16日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた。

5月31日に22歳の誕生日を迎えた片寄を祝福するため、多数のNANA TOWN(片寄のファン)が来場。生誕祭が行われたこの日の2部公演では、片寄はOZの出番の前にもスライムガールズ、ぱー研！として出演し、観客を楽しませる。

仮面女子:アリス十番のステージでは、片寄はバルコニーから見守り、バースデーソング「ハピ☆バデ」で祝福された。

いよいよトリにOZが登場すると、場内は片寄の担当カラーである水色一色に。メンバーは片寄をはじめ、リーダーの猪狩ともか、乙木伽奈、森下舞桜の4人。いつもはブリキの衣装の片寄が特別にドロシーの衣装を着て、「ドンカン王子さま」、「OVER THE RAINBOW」を立て続けに披露した。

豪華なバースデーケーキが運び込まれ、ヲタ図鑑や生誕Tシャツなどが片寄にプレゼントされた後、猪狩が手紙を読む。「菜々ちゃんは(瀬崎)結菜が卒業するときに私の目の前で『一人にしないで』って言ってたけど、『私いるじゃん！』って、そのとき凄い不思議に思いました」とこぼし、観客を笑わせる。

今月12日に仮面女子候補生から仮面女子に昇格するメンバーの発表があり、片寄は仮面女子:スチームガールズに昇格。今回も昇格を果たせなかった猪狩は「正直、抜かされちゃったのはとっても悔しいけど、すぐに追いつくから待っててください」と悔しさをにじませたが、「先日、スチームガールズに昇格が決まって、これからたくさん大変なことも待ち構えてると思うけど、自分の力を信じて頑張ってね！」とエールを送った。

続けて、この日の生誕祭の模様をバルコニーから見守っていた片寄の母親の手紙を乙木が代読すると、片寄も目を潤ませる。

ここでぱー研！もステージに上がり、仮面女子候補生として、「ぱらだいすいーつ」をパフォーマンス！ラストは「アドベンチャー」で、片寄が水色に輝く客席をボート航海し、“NANA”のバルーンアーチをくぐり、大団円となった。

最後には、片寄自身も挨拶。「将来について考えたとき、安定した職業に就いたほうがいいのかなって悩んだ時期がありました。そんなときに出会たのがアリスプロジェクトでした。ライブを初めて観て、(立花)あんなちゃんをはじめ仮面女子のみんなに目が釘付けになりました」と、入所のきっかけを明かす。

そして、「同じ夢に向かっていくメンバー一人一人が大好きで、大切で、アリスプロジェクトに入って本当によかったって思っています。SSA(さいたまスーパーアリーナ)から観た景色はいまでもすぐに思いだせるぐらいキラキラしていて、とてもステキでした。私はまた大好きなメンバーみんなとファンのみんなと一緒にステキな景色を観たいので、これからも一つ一つできることを頑張って、何よりもステージを楽しんでこれからも頑張っていきたいです」と、仮面女子昇格後の決意も力強く語った。