仮面女子の映画シリーズ第1弾『鬼魔愚零アンダーグラウンド』完成披露プレミアムレイトショーが24日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われ、仮面女子の立花あんな、桜のどか、神谷えりな、川村虹花、窪田美沙、北村真姫、小島夕佳、水沢まい、楠木まゆ、百瀬ひとみ、マネージャーでアクション俳優の松木威人、大川祥吾監督が出席した。
仮面女子の映画シリーズがついに始動。記念すべき第1弾は『ヤンキーアクションムービー』となっており、仮面女子でもセンターを務める立花が主演に抜擢された。
元仮面女子:アリス十番メンバーでマネージャーの月村麗華がMCを務め、キャストが劇中衣装で登場。まず金属バットを手にした仮面女子リーダーののどかが、「あ、普通にしゃべります」と、オラオラ口調ではなく普通に挨拶して、観客を笑わせた。
続けて、「『仮面女子映画シリーズ』とは、私たち仮面女子メンバーが女優として出演しまして、女の子の輝きや美しさ、悩みや痛みを体当たりで表現して、普段のライブとはまた違った仮面女子の魅力を観ていただきたいと思って、立ち上げたプロジェクトです」と、『仮面女子映画シリーズ』のコンセプトを説明。
この日が第1弾の完成披露となったが、「来週には第4弾の撮影もスタートしまして、大物俳優さんの出演も決まっているので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。今後、『仮面女子映画シリーズ』は毎年撮影をして、年間10本以上の作品をまとめて、『アリスフィルムコレクション』として映画祭を開催していこうと思っています」と、今後の大きな展開を明かした。
2年前に仮面女子の「大冒険☆」のPVを撮影したことが縁で、今回メガホンをとることになった大川監督は、「僕は北海道のヤンキーが多い街で生まれ育ったので、皆さんのステージ上では見られない姿を表現していきたいと思って、今回こういう形でやらせていただきました。アクションシーンなんかもけっこう頑張っていて、皆さん体当たりでやっていただいたので、なかなかいい出来になってるのではないかと思います」とコメント。
主人公・鳳城ツバキ役の立花は、「ヤンキー言葉をこのメンバーとしゃべっていたり、アクションシーンも凄く多い。そこは見どころだと思うので、ぜひ皆さん最後まで楽しく観ていただけたら嬉しいです」と挨拶し、茉奈役の川村は、「私の役は自分に合った役。運動神経抜群だったり、けっこう大声で怒鳴っちゃってたりするので、ぜひヤンキー感の溢れた川村虹花を注目してください」と、自身とかぶる部分があったようだ。
真由美役の窪田が「私の役は自分と真逆で、頭がいいというか…」とぶっちゃけると、観客も爆笑! どうやら知的な役柄だったようで、「冷静に的確に闘ってるところが見どころでして。トンファーをどう使ってるか注目して観てください」と語った。
二宮役の神谷は「私は裏番みたいな感じで登場してるんですけど、セリフはほとんどありません。表情とか身体の動きをぜひ観ていただけたらいいなと思います」と挨拶。
警察官の部長役の松木は、普段はアリスプロジェクトのマネージャーとして活動しているが、もともと俳優としての顔も持っている。「見どころは…僕以外のところかもしれません。僕が出てきても、皆さん笑わないように」と、観客を和ませた。
最後に龍源寺役ののどかが、「私は普段仮面女子のリーダーで、しっかり者でおしとやかなんですけど、そんな桜のどかちゃんを置いて、龍源寺というとてもかっこいい役であんなちゃんとバシバシ闘わせていただきました。アクションシーンが見どころだと思うので、目をかっ開いて、観ていただきたいと思います」とアピール。
さらにバットの先端を客席に向けて、「あと、みんなやること。観終わった後、必ず『鬼魔愚零アンダーグラウンド最高!』ってツイッターでつぶやくこと。ヨロシク!」と、オラオラ口調で締めた。
舞台挨拶終了後、完成披露プレミアムレイトショーを実施。レイトショーが終了した後は物販、チェキ撮影が行われ、松木も特別に参加した。