新潟出身の仮面女子:スチームガールズの小島夕佳に、一度聞いてみたかったことがある。それは、新潟におけるソウルフード「イタリアン」についてだ。
小島の20歳の生誕祭が21日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われ、多数の夕佳族(小島のファン)が来場。生誕祭が開催されたこの日の2部公演、小島をはじめ、黒瀬サラ、神谷えりな、坂本舞菜、水沢まい、梅こうめのスチガメンバーがトリに登場すると、場内は小島の担当カラーであるオレンジ一色となった。
小島の家族や親戚、さらに友人までもバルコニーから見守る中、スチガの楽曲だけでなく、小島がかつて所属したユニットのスペシャルメドレーもあり、生誕祭は大盛況。
この模様は『LINE LIVE』でも生中継され、タイトルの『仮面女子LIVE これが地下アイドルの生誕祭だ 小島夕佳編』にちなんだ「小島夕佳編」が、なんと一時はツイッターのトレンド入り! 終演後は小島の「お人形さんのようなドレスが着たい」という要望が叶い、小島はピンクのド派手なドレスを着てチェキ撮影を行い、ファンを喜ばせた。
ここで、冒頭で触れた「イタリアン」に話を戻したい。「イタリアン」とは、新潟県のファーストフードの一種である麺料理のことだ。名称からはスパゲッティーを連想させるが、その実態は洋風ソースがかかった焼きそばのようなもの。スパゲッティーなのか、焼きそばなのかはっきりしないところがあるが、新潟県民から言わせると、「イタリアンはイタリアン!」らしい。
この「イタリアン」、新潟市を中心とする下越地方では「みかづき」、長岡市を中心とする中越地方では「フレンド」と二大派閥に分かれており、それぞれのチェーン店で「イタリアン」の形や味に違いがある。
「みかづき」の「イタリアン」は、麺がうどんのように太めで、トマトソースやタマネギが掛かっており、白生姜をトッピングしたもの。「フレンド」の「イタリアン」は、「みかづき」より麺が細めで、ミートソースが掛かっているという。
終演後、小島に新潟の魅力を聞いてみたところ、「まず空気と水がキレイです。食べ物も海鮮系はめっちゃ美味しいです。もちろんお米も美味しい」と返答。ここで、「イタリアン」について質問してみる。
小島は「一回だけ子供のときに食べたことがあります。『フレンド』の『イタリアン』でした」と答えた。「フレンド」の「イタリアン」は食べたことはあるが、「みかづき」の「イタリアン」はないという。新潟出身の小島だけに、両方の「イタリアン」を飽きるほど食べてきたのではないかと予想していただけに、意外な返答だ。
その味については、「意外と美味しかったです。焼きそばみたいなものにカレーがかかってました」とのこと。「フレンド」の「イタリアン」には、「ハンバーグイタリアン」、「オムレツイタリアン」など様々な種類があるが、小島は「カレーイタリアン」を食べたのだろう。
こちらがまた新潟県に行ったことがないことを告げると、小島は「本当ですか? ぜひ食べてみてください!」とニッコリ。
実は筆者は、6月14日(火)にHARD OFF ECOスタジアム新潟で行われるプロ野球交流戦、横浜DeNAベイスターズ対北海道日本ハムファイターズのチケットを購入済み。新潟へ初の“密航”の予定があるのだ。なんでも、プロ野球開催時の球場周辺には、「イタリアン」の出店もあるという。そのときにぜひとも、「みかづき」と「フレンド」の「イタリアン」を食べ比べてみたい。
※小島夕佳の生誕祭の詳細記事は、のちほど掲載!