月野もあ 2年連続生誕祭でベース生演奏！今年もソールドアウトの大盛況

仮面女子:アーマーガールズの月野もあの生誕祭が13日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた。

3月7日に22歳の誕生日を迎えた月野を祝福するため、多数の月野軽音楽部(月野のファン)が来場。生誕祭が開催されたこの日の2部公演のトリに仮面女子:アーマーガールズが登場すると、会場は月野の担当カラーである紫で彩られた。

月野の生誕祭といえば、昨年は411枚のチケットがソールドアウトし、P.A.R.M.Sが超満員となったが、今回もソールドアウトという盛況ぶり。1曲目の「鋼鉄少女」から観客のテンションはMAXだった。

5曲目の「A!Chu!A!Chu!↑」を歌い終えたところでセレモニーとなり、豪華なバースデーケーキが運び込まれる。続いて、メンバーを代表して、楠木まゆが月野へ手紙を読んだ。

「何かと仕事を任されることが多くて、抱えきれなくなって、パンクしてしまうんじゃないかと心配になることがあります。でも、もあちゃんは努力家で手を抜くことが嫌いだから、頑張りすぎちゃって…いっぱいいっぱいになってるところを見ることがあります」と月野を心配するあまり感極まると、楠木の目から涙が。

楠木はその後も涙声で手紙を読み、「これからは荷物が大きすぎて持てないと思ったときには、一人で抱え込まないで、いっぱいいっぱいになる前に私たちを頼って欲しいです」とメッセージを送ると、月野と抱擁。これに呼応するように、アマガメンバー全員で抱き合った。

月野は昨年の生誕祭で、「ココロイド」をベースで生演奏してみせたが、今年もトライ！月野が大好きな台湾のブラックメタルバンド・ソニックの女性ベーシストであるドリス・イエが使用しているベースを基にオーダーメイドされた『EDWARDS E-FR-MOA Custom』が、お披露目された。

ここからは仮面女子も加わり、月野がセンターでベースを手に「アリス・イン・アンダーグラウンド」をパフォーマンス。そこから「超・アドベンチャー」のスペシャルメドレーで、会場の盛り上がりも最高潮に達する。

月野は「楽しかった～！みんなありがとう！盛り上がってくれて」と礼を述べたが、「せっかく(ベースを)作ってくれたエドワーズさんの方々が来てくださってるんですけど、演奏がグダグダすぎて、めっちゃ冷や汗かいてます」と、恐縮しきり。だが、観客は拍手喝采で、仮面女子メンバーからも「凄いかっこよかった！」と称賛の声が上がり、“ロックな萌え姫”の面目躍如だ。

ベースの生演奏はここまでで、お次は自身が声優を務めた3DリアルタイムバトルRPG『戦国修羅SOUL』の主題歌で、思い入れが強いという「散華～戦国の世に舞う百華の如し～」を披露。ラストの「ココロイド」では再びアマガ体制に戻り、月野が紫に輝く客席の海をボート航海した。

月野自身も挨拶し、「きょうの生誕祭が来るのが楽しみだった半分、凄い不安でしょうがなかった」と告白。

月野といえば現役大学生でもあったが、「私は今年で無事大学を卒業しまして、4月からは念願のアイドル業一本で突き進むことができます。両立がしんどかったり、いろんなことがあったんですけど、ここまで来れたのはファンの方やメンバー、スタッフさん、周りにいる人のおかげだと思っています」と卒業を報告し、周囲に感謝していた。

続けて、「このP.A.R.M.Sが凄く大好きで。どんなにハードで、学校が朝早かったり、深夜に練習があって、そこから学校で寝ることができなくても、ライブに来たら、『もあちゃんに会いに来たんだよ！』って来てくれる人たちがいたからこそ、私は毎日頑張ることができました」と、ファンの存在が芸能活動と学業の両立を支えてくれたことを明言。

最後はマイクを使わず、地声で「みんな～大好き～！きょうは来てくれて、ありがとうございました～！」とシャウトした。

終演後、月野は「とにかく幸せです。生誕祭は楽しみでしょうがなかったんですけど、不安な気持ちとプレッシャーに押し潰されそうな気持ちが勝っちゃって、楽しめるかなって思ったんですけど、ライブが始まったら1秒1秒が楽しくて、凄く幸せな時間でした。今年も400人以上の方が来てくれて、本当にありがたいことです」と、ステージの感想を。

昨年の生誕祭以来、1年ぶりにベースを生演奏したが、「緊張しました～！ベースを弾く機会がなくて、去年の生誕祭以降(初めて)触れたようなものなので。ヒヤヒヤしたんですけど、仮面女子メンバーが後ろで盛り上げてくれたので、楽しんでライブができました」と、ドキドキの瞬間を振り返った。

アマガメンバーは月野の生誕祭について、以下のようにコメント。

楠木まゆ「手紙を読ませていただいたんですけど、もあちゃんが愛されてる理由を書いてたら止まらなくなっちゃって。やっぱりもあちゃんって魅力がたくさんあるんだなと実感しました」
窪田美沙「ベースを演奏してくれて、私たちも踊ったときは嬉しかったし、楽しくて。歌割ももあちゃんと一緒に歌ったりして感動しました」
北村真姫「もあちゃんは優しくて、私がご飯ないときにくれたりとか、私たちがしてあげなきゃいけないことが多いのにしてくれたり。オススメの食べ物をくれると、私は凄いハマっちゃいます。美味しいものを教えてくれるメンバーです(笑)」
百瀬ひとみ「きょうの生誕祭のテーマは“ダーク”だったんですけど、横断幕だったり、ケーキだったり、ドレスだったり、いい感じでダークが出ていて、もあちゃんらしい生誕祭だった。ベースを弾くもあちゃんはいつもとは別人で、ロックな感じでかっこよくなるので、生で観れてよかったです」

また、月野が大学卒業の第一報を受け取ったのは、アマガの上海公演時だったとのことで、「上海に行ってるときに大学卒業決定のメールが届きました。本当によかったです。日本語教育学の資格も無事に取れたので、親孝行もできました」とニッコリ。

この日の公演の模様は『LINE LIVE』で生中継され、3万人以上が来場。海外からも観客やマスコミが来場するほど大盛況だった。