すきだばか！北村真姫真っ赤でサッカー三昧の生誕祭

仮面女子:アーマーガールズの北村真姫の生誕祭が12日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた。

3月2日に21歳の誕生日を迎えた北村を祝福するため、多数のまきてぃわーるど(北村のファン)が来場。生誕祭が行われたこの日の2部公演のトリ前には、仮面女子:アリス十番がバースデーソング「ハピ☆バデ」を北村のためにパフォーマンスした。

バルコニーからステージを見つめていた北村のもとへ、十番メンバーの桜雪がサプライズ登場！この演出には、北村もびっくりだった。

いよいよトリにアマガが登場すると、場内は北村の担当カラーである赤一色に。「サンバ・デ・ジャネイロ」が流れ、北村がサッカーボールをリフティングし、静岡出身でサッカー大好きな北村らしさ全開でライブはスタートした。

メンバーは北村をはじめ、リーダーの窪田美沙、月野もあ、楠木まゆ、百瀬ひとみの5人で、全員がサッカーのユニフォーム姿。1曲目の「ココロイド」から、北村が自身のツイッターで頻繁に使う「すきだばか！」のコールが飛び交い、ライブは大盛況だ。4曲目の「騎士になるのだっ！」を歌い終えたところでセレモニーとなり、サッカー仕様の豪華なバースデーケーキが運び込まれた。

メンバーを代表して窪田が手紙を読んだが、手には手紙のサイズにしてはあまりにも大きい原稿用紙。思わずメンバーから「それ反省文の余りで書いたでしょ？」とツッコミが入り、観客もクスクス笑い続ける中で、窪田は手紙を読む。

窪田「まきてぃへ。……窪田美沙」
メンバー「もう終わり!?」
窪田「私が言うのもなんですが、ちょっぴりおバカさんのイメージかな」、「まきてぃがとくに何かをしたかって言うと、それはちょっとわからないんですけど」

といった感じのみーしゃんワールド全開で、その後も窪田の手紙は続いたが、「まきてぃが加入したことでパワーアップして、明るくにぎやかで楽しいユニットになったのは確かです」と、感謝のメッセージを送った。

だが、そこはやはり窪田美沙クオリティ。楠木が「北村真姫の姫が希望の希になってる…」と誤字を発見し、オチがついた。

気を取り直し、北村が「仮面女子に入る前から大好きで、やりたかった曲」という「LOVE is ALL」を仮面女子メンバーで特別に披露！同曲は、いつもならこの日の生誕祭の生誕Tシャツや横断幕をデザインした森カノンが落ちサビを担当していたが、この日の主役である北村が落ちサビを務めた。

「オー☆シャンゼリゼ」の曲中では、アマガエスパレス(※notエスパルス)vsアリスマドリードによるPK対決も実現。北村のゴールでアマガエスパレスが勝利し、場内の盛り上がりも最高潮に。ラストの「祭・アドベンチャー」では、北村が真っ赤に輝く客席の海をボート航海した。

最後には北村自身が挨拶。アリスプロジェクト入所当初は、大学と芸能活動を両立していたそうで、「その頃はお母さんに芸能活動を反対されていました。『仮面女子としてさいたまスーパーアリーナに立てなかったら辞めなさい』と言われました」と明かす。

この日の生誕祭を北村の母親も見守っていたが、北村は「厳しさの中に愛情がたくさん詰まったこの言葉があったから、いま私は仮面女子として生誕祭を迎えることができました。お母さん、ありがとう」と、母親へお礼を。そして、「21歳の目標は、仮面女子の立ち位置を現在の3列目から2列目になること。そして、個人の目標はサッカーに関するお仕事をすることです」と目標を掲げた。

生誕祭はこれで終わらず、ピーマンが大好きな北村がメンバーやファンとともに即興で「ピーマンの合唱」を行い、笑いに包まれたままお開きに。

終演後、北村は「初めてのP.A.R.M.Sでの生誕祭で緊張してたんですけど、ファンの方の盛り上がりが凄い嬉しかったです。最高の生誕祭でした」と、ステージを振り返った。

他のアマガメンバーは、以下のようにコメント。

楠木まゆ「まきてぃがサッカー好きで、ピーマンが好きで、よくわからないことを言ってたんですけど、ファンの方がピーマンののぼりやサッカーのゴールまで用意してくれて。まきてぃへの愛がいっぱい伝わってきて、私も幸せになりました」
月野もあ「最後の最後にピーマンの合唱をやったんですけど、普段のMCでやったらしらけるようなものでも、会場が一体になって盛り上げてくれて感動しました」
百瀬ひとみ「最初から最後まで楽しく明るい生誕祭でした。まきてぃ推しの方も無邪気に楽しんでたから、それを見たこっちも楽しんでました」
窪田美沙「ファンの方の盛り上がりが凄くて、それに伴って私たちも盛り上がって、楽しかった。あっという間でした。やっぱり生誕祭っていいなって思いました」

また、北村といえば地元・静岡のサッカーチーム、清水エスパルスの大ファン。好きな選手として、大前元紀選手と村田和哉選手を挙げ、「J2だから応援しないというのはないですね。やっぱり生まれたところなので。私が応援したから、J1上がれたって思ってもらえるようにしていきたいです」と、エスパルスのJ1昇格を願っていた。