神谷えりな生誕祭でファンの無償の愛に涙！「私はもっと先に突っ走る」

仮面女子:スチームガールズのリーダー・神谷えりなの生誕祭が22日、東京・秋葉原P.A.R.M.Sで行われた。

10月15日に24歳の誕生日を迎えた神谷を祝福するために、多数のえりなふぁみりー(神谷のファン)が来場。生誕祭が行われたこの日の2部公演のトリにスチガが登場すると、神谷のイメージカラーであるピンクのサイリウムが輝いた。

メンバーはリーダーの神谷をはじめ、センターの黒瀬サラ、坂本舞菜、水沢まい、小島夕佳、梅こうめの6人。ライブは「星たちよ☆」でスタートし、のっけから最高潮の盛り上がりを見せる。

2曲目の「Days」では、神谷のGカップ巨乳の影響(？)のためか、衣装の紐が緩んでしまうトラブルが発生！これに気づいた小島が神谷の衣装の紐を結び直し、事なきをえたが、MCで神谷が「いきなりポロリするところでした…」と大胆発言すると、観客は一斉に沸いた。

スチガはユニットの垣根を越え、「アリスの檻」→「ジャンピン☆ベイベー」→「Fusion☆Girl」→「未来ノヒカリ-えらいやっちゃ人類-」→「オー☆シャンゼリゼ」といったスペシャルメドレーを披露。神谷いわく「1年ぐらい前からオタクの皆さんが盛り上がるメドレーを考えていました」とのことだ。

セレモニーでは豪華なバースデーケーキが運び込まれ、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて、『妖怪少女-モンスガ-』を連載中のふなつかずき氏が手掛けた神谷のイラストを表紙にしたヤングジャンプ仕様の本がプレゼントされる場面も。ここで、神谷と最も付き合いが長い黒瀬が、メンバーを代表し、手紙を読む。

黒瀬は「31歳の誕生日おめでとう」といきなりジョークをかまし、観客を笑わせた後は、「えりにゃんとはスチームガールズの初期から一緒に活動してきて、気づけばスチガの初期メンバーはサラとえりにゃんの2人だけになりましたね。初めはまったくと言っていいほど話さなかったよね。仲がいいわけでもなく、仲が悪いわけでもなく、どちらも積極的に話しかけるタイプではないからかなと思います」と、神谷との出会いを思い返す。

そして、「でも、最近では楽屋で席も隣だし、くだらないことも話すようになったね。えりにゃんの一番好きなところは余計なことは全然気にしないところです。足が臭いところとか下ネタ大好きなところとか、見た目はクールだけど、中身は面白いところだらけで、もっと仲良くなれたらいいなと思います」と、神谷にユニークなメッセージを送った。

ライブは「雷・アドベンチャー」で再開し、ラストは「destiny」で神谷がボート航海！ハート型のバルーンも登場し、落ちサビでは観客が大合唱し、感動のフィナーレとなった。

最後に神谷自身も挨拶。「私は24歳になりました。周りや地元の友達は結婚して子供も産んだりして、自分以外の相手と暮らして、幸せをつかんでいます。でも、私の幸せはこうやってステージに立って、ライブをすること。私がここに立っているのは、応援してくれる皆さんの愛があるからです。でも、それって見返りとかメリットとか考えていなくて、無償の愛だと感じています。無償の愛って、私のいままでの人生では、家族以外であげれるものと思っていなかったんです。でも、私はいまそれを凄く感じています」と、ファンに感謝の思いを打ち明け、2年前の生誕祭で目の病気(斜視)を告白したときのことなどを振り返った。

仮面女子が翌日にさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを控える中での生誕祭となったが、「私たち仮面女子の目標は国民的な地下アイドルになること。だからさいたまスーパーアリーナは、一つの通過点に過ぎない。絶対成功させて、私たちは次の目標に向かっていきたい。まだまだ私はここでは終わらないです。もっともっと先に向かって突っ走っていきます」と、涙ながらに宣言。

終演後は神谷が純白のドレスに着替え、チェキ撮影が行われ、大盛況となった。